これは業者様向け情報です。寺院内のサーバーPCを手動設定する場合です。
(クラウド運用の場合やクライアントPCは下記の設定は不要です。)
サーバー設定
SQLサーバーを利用するため、LAN内のPCから同時アクセスが可能となります。
推奨:SQLServer2019 ※寺院内の数台のPCでしたら、SQLServer Expressでも十分可能です。(最大10GBまで)
ネットワーク設定で重要なことは、SQLサーバーのデータにどのパソコンからもアクセスできるように設定することです。
本来ならば現場にて設定することがベスト(確実)ですが、今のこのご時世では、リモートでもできるようにしています。
しかし何台もあるとリモートでは非常に不効率です。(今、どのPCを設定しているかわからなくなります(汗)。)
SQLServer Expressでは少々てこづるかもしれません。(セキュリティソフトの設定も必要です。)
サーバー機となるPCにSQLServer2019 ExpressとSSMSをインストール
SQLServerMnagementStudioは日本語をインストールしてください。
日本語版をインストールしたのに英語表示になっていたら「ツール」より言語設定の変更ができます。
SQLServer Expressを起動
リモート接続を許可
まずSQLServerMnagementStudioを起動してリモート接続を許可しておいてください。
構成マネージャーを起動
(1)SQL Server 構成マネージャーを起動する
=SQL Server Configuration Manager
スタートメニューから「SQL Server 構成マネージャー」を起動する。場所は以下にあります。
(cmdからでも起動可)エクスプローラーに貼り付けてエンターで起動
SQL Server 2022 C:\Windows\SysWOW64\SQLServerManager16.msc ※現段階では2022は非推奨です。
SQL Server 2019 C:\Windows\SysWOW64\SQLServerManager15.msc
SQL Server 2017 C:\Windows\SysWOW64\SQLServerManager14.msc
SQL Server 2016 C:\Windows\SysWOW64\SQLServerManager13.msc
SQL Server 2014 (12.x) C:\Windows\SysWOW64\SQLServerManager12.msc
SQL Server 2012 (11.x) C:\Windows\SysWOW64\SQLServerManager11.msc
(2)TCP/IPの有効化
左サイドメニューから「SQL Server ネットワークの構成」の中にある「SQLEXPRESS のプロトコル」を選択
「TCP/IP」→「有効」・「TCP ポート」→「1433」・「TCP 動的ポート」→空白
「TCP/IP」プロパティ「IPアドレス」タブの「IPAll」の「TCP ポート」を「1433」に設定。さらに「TCP 動的ポート」を空白にする。
「SQL Server のサービス」→「SQL Server(SQLEXPRESS)」を選択し右クリック「再起動」
Windows ファイアーウォールの設定(wf.msc)
Windowsボタン横の検索窓「ファイアウォールの状態の確認」と入力して起動(wf.msc)
左サイドメニューから「詳細設定」を選択
左サイドメニューから「受信の規制」を選択
右サイドメニューから「新しい規則…」を選択
「新規の受信の規則ウィザード」が開くので「規則の種類」では「ポート」を選択して次へ
「プロトコル及びポート」では「TCP」と「特定のローカルポート」を選択し「1433」を入力「次へ」「接続を許可する」
「プロファイル」では「ドメイン」「プライベート」「パブリック」のいずれもチェックをONにする
「名前」では「SQL Server (1433)」など適当に命名
ついでにUDP1434も、、、、
以上でリモート接続できるか確認してください。
「SQL ServerBrowser」を起動
Windows検索窓で「サービス」→管理者で起動する
★無効になっていたら、自動起動にしてください。
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参考:例:EXP2017のプロトコルのTCP/IPのプロトコルタブのすべて受信待ち・有効→はい
[プロトコル] タブの [すべて受信待ち] 設定が [はい] に設定されている場合は、 [IPAll] セクションの [TCP ポート] と [TCP 動的ポート] の値のみが使用され、個々の [IPn] セクションは無視される。つまりは、 [すべて受信待ち] 設定を [はい]にして、[TCP ポート] 1433 と [TCP 動的ポート] 空欄にする。
[すべて受信待ち] の設定が [いいえ] に設定されている場合、 [IPAll] セクションの [TCP ポート] と [TCP 動的ポート] の設定は無視され、個々の [IPn] セクションの [TCP ポート] 、 [TCP 動的ポート] 、および [有効] の設定が代わりに使用されます。各 [IPn] セクションには、既定値が [いいえ] の [有効] 設定があります。[いいえ] では、ポートが定義されている場合でも、SQL Server でこの IP アドレスは無視されます。
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以下、いらないかもしれません、、、
できない場合は、、、プログラムもいっときましょうか
Windowsボタン横の検索窓「ファイアウォールの状態の確認」と入力して起動(wf.msc)
例:%ProgramFiles%\Microsoft SQL Server\MSSQL14.EXP2017\MSSQL\Binn\sqlservr.exe
データベースの復元が出来ない時は
データベースの復元が出来ない時は、『サービス』→『該当インスタンス』→『プロパティ』→『ログオン』→『デスクトップとの対話をサービスに許可』
SQLServer 再起動
★データベースの復元はSSMSでもチェックをつけないといけない場所があります。(※注意:導入の時だけ)
※コマンドプロンプトより arp -a で不審な機器が接続していないか確認※WindowsUpdateなどで「SQL Server Browser」などが停止になっていないか?
C:\Windows\SysWOW64\SQLServerManager15.msc
ファイアーウォールでシンサラおよびサラデン・CTIコネクタを許可
netsh advfirewall firewall add rule name="シンサラ Jiin.com" dir=in program= C:\sara2019s\sara2019s.exe remoteip=localsubnet action=allow netsh advfirewall firewall add rule name="サラケータイ" dir=in program= C:\sara2019s\saraftp\SavetoTias.exe remoteip=localsubnet action=allow netsh advfirewall firewall add rule name="サラノート Jiin.com" dir=in program= C:\saraNote\saraNote.exe remoteip=localsubnet action=allow netsh advfirewall firewall add rule name="サラデン Jiin.com" dir=in program= C:\saraden\saraden.exe remoteip=localsubnet action=allow netsh advfirewall firewall add rule name="CTIコネクタ" dir=in program= C:\Program Files (x86)\FreeStyle\CtiConnector\CtiConnector.exe.exe remoteip=localsubnet action=allow netsh advfirewall firewall add rule name="サラデン(沙羅用) Jiin.com" dir=in program= C:\saradenmdb\saradenmdb.exe remoteip=localsubnet action=allow New-NetFirewallRule -DisplayName "SQLServer default instance" -Direction Inbound -LocalPort 1433 -Protocol TCP -Action Allow New-NetFirewallRule -DisplayName "SQLServer Browser service" -Direction Inbound -LocalPort 1434 -Protocol UDP -Action Allow